私たちはどうすればいいの?

原油高が2000年頃から継続しており、2007年には過去に例がない急激な原油高と なっている中、私たちはどうすればいいのでしょうか?

消費者物価指数

上のグラフは、2005年を100とする消費者物価指数と、企業の経常利益合計を グラフ化したものです。

これで分かることは、第一次、第二次オイルショック時には、3年間企業の経常利益が 下がっていったのに比べ、最近の原油高と企業の経常利益とは関連性がなくなっている と考えられます。

なので、『原油高=即不況』といった図式は成り立たない状況です。 国によるエネルギー対策や企業努力などにより、私たちの生活が破綻するような事態に、 すぐにはなりませんので安心してください。

長期的な原油高を見越して

短期的な影響は少ないですが、原油高は長期的には私たちの生活に密接に関係してきます。

石油代替エネルギーとして注目されているバイオ燃料の需要増によるサトウキビやトウモロコシの 価格上昇や、豚肉、小麦の値上げ等が加速していく可能性は高いです。

既にその前兆は出ているので、私たちは消費者の目で国のエネルギー政策や輸入政策に 注目し続ける必要があると思います。

さらに、原油高と密接な関係にある中東の政情状況や、中国・インドの経済発展に関しての 情報にアンテナを立ててみてはいかがでしょうか?

原油高問題に関わる多くのことが、国家間や企業間で重要な位置を占めているので、 複雑で分かりにくいグローバル経済社会を読み解くひとつとなると思います。

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