本サイトでは原油高について説明していきますが、まずは原油について定義しておきます。 石油と原油の違いって案外曖昧だと思いますので、ここで理解しておいてください。
原油について
原油は、油田(ゆでん)から採掘したままの状態のもので、精製されていない石油のことです。 単に、ガスや水分、異物なんかを除去しただけのものが原油なんです。
原油は、黒くて粘り気のあるドロドロした液状のもので、成分はほとんどが炭素(だから黒い)です。
原油は、太古の海底に堆積した動物性プランクトンが化石化し、化学変化したもので 有限な資源です。
原油が眠っている地層は、通常地上や海底から何千メートルもの地下の底にあるため、 巨大なキリのようなものがついた鉄の管を回転させながら掘っていきます。
原油のある地層に届くと、地下の圧力で自然に原油が噴出してきます。 探し出したら、それこそお宝発見ですね!
原油の見つけ方
旧来は、「原油」の染み出ている場所を掘っていましたが、現代では、 人工衛星やコンピューターを使い分析しているので、海底なんかでも発掘が できるようになりました。
それでも、掘ってみるまでは誰にもあるかどうか分からない、まさにお宝探しです。
ガソリンエンジンやジェットエンジンなどは比較的最近発明されたものなので、 原油もその頃から使われているかと思いきや、実は原油は古くから日常生活に利用されていたようです。
例えば紀元前3000年ごろのエジプトのミイラには、防腐剤としてアスファルト※が
用いられています(驚!)
※アスファルトは、原油に含まれる比重の最も重い成分なんです
それ以外にも、薬剤、建築物の詰め物のほか、一時的な灯火としても利用されていたみたい。 いずれも、地表に染み出してきた原油、アスファルトを採取して利用していたそうです。